ちぼにです。
ここでは「とにかく簡単にFXやる」的方向で「簡単」かつ「シンプル」かつ「ごちゃごちゃと解説しているわけですが、それでも「これだけは覚えておこう」的な用語があります。
かなり絞って「8個」だから、面倒くさがらずにしっかり覚えておきましょう。
pips(ぴっぷす)
「pips」とはFX取引において使用される単位。異なる通貨単位をそれぞれ異なる通貨単位で呼んでいたら訳がわからなくなってしまいますのでd、「共通単位」として「pips」というものがあります。
例えば、米ドル/円では「1pips=0.01円(1銭)」、ユーロ/米ドルでは「1pips=0.0001米ドル」となるわけです。つまり、
1ドル=「112.55円」が「112.56円」に動いた時、1pips上昇した。
という事ですね。以下に表を置いておきます。
ポジションサイズと1pipsの価値(クロス円の場合)
通貨単位 | 枚数 | ロット数 | 1pipsの価値 |
1000通貨 | 0.1 | 0.01 | 10円 |
1万通貨 | 1 | 0.1 | 100円 |
10万通貨 | 10 | 1 | 1000円 |
※「クロス円」の説明は長くなるので自力で調べて下さい(笑。
ロット
通貨の「枚数」を表す単位です。証券会社によって「1ロット=1万通貨」だったり「1ロット=10万通貨」だったりする。最近は国内でも「1ロット=1,000通貨」という所も増えてきましたね。
仮に「1ロット=10万通貨」として考えると、
- 1.0ロットの取引というのは、ドル円でいえば10万ドル分の取引ということ。
- 0.1ロット(1万通貨)で取引すると、1銭の値動きで約100円の損益が出る。
- 1.0ロット(10万通貨)で取引すると、1銭の値動きで約1000円の損益が出る。
という事です。ちなみにDMM証券は「1ロット=1万通貨」です。これを間違えると大失敗ぶっこいちゃいますから、証券会社で口座を作る時は必ず事前に確認しておきましょう。
スキャルピング(スキャ)
数銭から数十銭というわずかな利幅を狙って、一日に何度も取引を繰り返して、利益を積み上げていく投資方法の事ですね。
トレード
FXで言う「トレード」とは、FX取引のことです。(通貨を売買する行為)野球やサッカーの「トレード」とは意味が変わってきます。また、「長期的に企業の価値」に焦点を当てている「投資」とも違います。
証拠金
細かく説明すると結構複雑なんですが、簡単に言うと「FX取引する為に必要な金」という事ですね。例えば、口座に10万円入金したとすると、その10万円を担保にFX取引を行うってわけです。いや、ほんと「簡単」な説明です(汗
スリッページ
簡単に言うと「通貨を売買する時の差異」です。例えば、「1ドル120.000円」で購入したくて決済ボタンを押した時、証券会社が通貨を実際に買うまでの間に相場が動いてしまい、購入約定の時は「1ドル120.025円」になってしまった時、「決済するかどうか」を設定する項目みたいなものです。そのため、取引をする際は事前にスリッページを設定しておく必要があります。
例えば、0.1ロット(1万通貨)の取引なら上記の25銭(2.5pips)の差異で「250円」となり、 これが1ロット(10万通貨)だと「2,500円」の差異となります。これが10回続けば「25,000円」と金額が大きくなっていくため、多額の資金で取引する場合は必ずスリッページの「許容範囲」というものを決めなければならないのです。
ちなみに、僕は↓表のように決めています。
スキャルピングの時 | 0.3pips |
---|---|
値動きが小さい時 | 0〜0.3pips |
絶対に約定させたい時 | 5pips |
特に値動きが大きい時 | 5〜10pips |
ロスカット
いわゆる「損切り」ですね。「やべーこのままだと、どんどん損失が膨らむ」という時に「今のうちに」取引をやめる事です。証券会社によって異なるが、基本的に口座の証拠金額によって「強制ロスカット(自分の意思ではなく証券会社の判断で取引を終えられる)」される場合がありますので、注意が必要です。
「彼女には散々金掛けてきたら、今更別れられねー」と、何だかんだで結婚まで行ったものの「地獄絵図」描いてる方、「あの時損切りしておけば」と後悔している方もいるのではないでしょうか(笑
レバレッジ
取引する「倍率」みたいなものですね。例えば、
「1ドル120円のドル円を100ドル買いたいが1,200円しかないから「レバレッジ10倍」に設定して100ドル(120,000円)買う」
という事ができます。
さて、このぐらいでしょうか。
ただ、これらの「覚えておこう」的な項目は、あくまで「簡単FX」的な理由で絞った項目なので、他にも、
- デイトレード
- スイングトレード
- スプレッド
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
- スワップ
など、まだまだたくさん覚えておくべき用語があります。FX取引に慣れてきたら「FX用語」とかで検索すると良いでしょう。
以上です。