ちぼにだ。
基本的にFXやる人は「稼ぐ」が目的だ。だからできるだけ勝たなければならない。負けてばかりでは資金が減る一方だからな。
では「勝つ」ためにはどうしたら良いのか。まず、解りきった事だが「サイコロ振って「丁か半か!」」と運任せでは「勝つ」事はできても勝率はいつまでたっても50%だ。「運」などという非現実的な幻想に頼っていたら、破産するのは火を見るよりも明らかだ。
だが幸い、FXはサイコロ転がすのとは違い、「相場」を「読む」事ができる。相場を読む事ができれば値動きを「予測」する事ができる。つまり「丁(上昇)か半(下降)か」を、ある程度予測する事が可能なのだ。
値動きの予測ができるようになると当然勝率が上がる。50%だった勝率が「予測」によって60%に上がったとすれば、例えば10回取引した結果は「6勝4敗」。1取引当たり10pipsの勝敗であれば資金は増えていく事になる。つまり、逆を言えば「60%以上の勝率」じゃないと、資金を増やす事はできない(勝敗pipsによる)のだ。
だからFXで稼ぐためには、最低での勝利は60%以上にしておきたい。という事で、勝率を上げる為の方法「手法」を解説する。
といっても、勝率を上げる為の手法は数多く存在する。その中で「何を選ぶか」はトレーダー個々の裁量になってくるのだが、それでも「抑えておくべき基本」というものがある。まずはその「基本」から学んでいこう。
さて、「予測根拠」ともなる一番大事な事は「相場分析」だ。そして、相場分析には大きく分けて「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」という「分析方法」がある。
テクニカル分析とは
テクニカル分析の種類多く、それぞれ特徴が異なる。外国為替取引におけるテクニカル分析には、値動きのトレンド及び強さを分析するための「トレンド系」と、買われ過ぎ及び売られ過ぎを判断するための「オシレーター系」に大きくわかれる。
また、価格の変動の波を見る「サイクル分析」、チャートのローソク足の動きを追う「パターン分析」などの分析方法もある。
ファンダメンタルズ(ファンダメンタル)分析とは
経済の基礎的要因のことだ。
基本的には景気、物価、金利、経常収支、通貨政策などを意味し、最も為替レートに大きな影響を及ぼすのが通貨政策だろう。中でも米国の通貨政策が、為替レートに大きな影響を及ぼすと言われている。
どちらも非常に優秀な分析方法だが、残念ながら「どちらが良い」というものは無い。従って「どの分析方法を取り入れるか」は自身で決める事となる。
FXで生計を立てているトレーダーや、億単位を動かすプロトレーダーのTwitterやブログを見ると、「自分は〇〇系の手法のみで~」みたいな自己紹介をよく見かける。あれは「自分はテクニカル分析でしか取引しません」とか、「予測根拠」となる「相場分析」を「何にしているか」という紹介だ。最終的には彼らのように「手法を絞る」のが「高勝率の維持」に繋がるが、まずは自身が様々な分析方法を試してみて、一番自分に合った方法を選ぶと良いだろう。
なお、相場分析するなら「Forex Tester 」が良いぞ。わずか2時間で1年分のシミュレーションができるから、早く自分にあった相場分析方法を見つける事ができるからな。
次回は「テクニカル分析」について、もっと詳しく解説するぞ。
以上だ。